家庭裁判所の判決を確認した後、夫は控訴した。同時に面会交流の受け入れを求めてきた。離婚調停申立てから3年3か月のことだった。
控訴の内容
・離婚しない
・親権者は夫とする
・養育費は私が夫に払え
・財産分与をしろ
夫からきた控訴状、控訴理由書を見ても争点が親権なのかお金なのかが良くわからず、夫は相当混乱しているようだった。
高等裁判所での離婚裁判の流れ
期日はたった1回で、私は出廷しなかった。内容は夫が提出した控訴状に対して、認否反論を準備書面に記載し、裁判の期日で話し合うものだった。また、争点(養育費)の内容になるが、夫は前年(4月に)転職をし、年収を上げた。しかし、夫が提出してきた源泉徴収票は転職後(前年4月以降)のみ提出し、年収を過少評価しようとした。もちろん、担当弁護士の方がすぐに気づいてくださり、反論された。
高等裁判所での判決
控訴棄却となった。しかし、夫は最高裁判所へ上告した。すでに離婚調停から3年8か月経過していた。